国民の祝日のしくみをやさしく解説!固定日・移動する日・休みにならない行事の違いとは?

記念日・祝日

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🎌 日付が決まっている祝日

昨年は3連休だったのに、今年は違うって言われちゃった…。どうしてなの?

毎年、お休みの日付が変わる日があるから、年によっては連休にならないこともあるんだよ。

え!?お休みの日って毎年ちがうの?

日本の祝日には、毎年同じ日付で行われるものがあります。
これは「その日付に歴史的・文化的な意味がある」場合です。

例:

  • 元日(1月1日) → 新しい年の始まりを祝う日
  • 建国記念の日(2月11日) → 日本ができたことをしのぶ日
  • 昭和の日(4月29日) → 昭和天皇の誕生日にちなみ、国の将来を思う日

このように「日付そのものが重要」な場合は、固定された祝日になります。


🎌 毎年日付が変わる祝日

一方で、毎年日付が変わる祝日もあります。

代表例は 春分の日・秋分の日
これらは 国立天文台の計算によって決まり、「昼と夜の長さがほぼ同じになる日」を基準にしています。
そのため、年によって春分の日が3月20日だったり21日だったり とズレるんです。

👉 夏至や冬至も同じ仕組みで日付が変わりますが、こちらは祝日ではなく「季節の節目の行事」にとどまっています。


🎌 【一覧表】固定日と移動する祝日のまとめ

種類祝日名決まり方
固定日元日(1/1)
建国記念の日(2/11)
天皇誕生日(2/23)
昭和の日(4/29)
憲法記念日(5/3)
みどりの日(5/4)
こどもの日(5/5)
山の日(8/11)
文化の日(11/3)
勤労感謝の日(11/23)
毎年同じ日付
移動する日成人の日(1月第2月曜)
海の日(7月第3月曜)
敬老の日(9月第3月曜)
スポーツの日(10月第2月曜)
ハッピーマンデー制度による移動
天文学的に決まる日春分の日(3月20日頃)
秋分の日(9月23日頃)
国立天文台の計算により毎年変わる

🎌 どうして節分や七夕は祝日じゃないの?

節分や七夕もお休みだったら楽しいのに!

「節分」「七夕」「冬至」などもカレンダーに載っているし、行事として大切ですが、これは 法律で定められた祝日ではない ため学校や会社は休みになりません。

祝日は「国民の祝日に関する法律」で定められているものだけ。
一方で、節分や七夕は 伝統的な文化行事や暦の節目 です。

👉 「国が国民みんなで休みましょうと決めた日」「地域や家庭で楽しむ日」の違いなんですね。


🎌 振替休日のしくみ

祝日が日曜日に重なった場合はどうなるでしょう?
その次の平日が休み になります。これを「振替休日」と呼びます。

例:

  • 5月5日(こどもの日)が日曜にあたったら → 5月6日(月)が振替休日になります

この制度は、祝日が「消えてしまう」のを防ぐために作られました。


🎌 土曜日に祝日が重なったらどうなる?

土曜日に祝日が重なっても振替にはなりません
多くの学校や会社では土曜日がお休みになっていますが、これは「週休2日制」という勤務形態のためです。

そのため、土曜日に祝日が重なった場合は そのままお休みが1日少なくなる んです。

実は「国民の祝日に関する法律」では以下のようにはっきり規定されています。

第三条 「国民の祝日」は、休日とする。
2 「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする。

👉 「日曜日」については法律で振り替えてお休みにできる、とはっきり書かれているので振替休日になりますが、「土曜日」については何も書かれていないので、土曜日の振替休日はないんですね。


🎌 ハッピーマンデー制度とは?

祝日の一部は、もともと日付が決まっていましたが、より連休を作りやすくするために「月曜日」に移動しました。
これが「ハッピーマンデー制度」です。

例:

  • 成人の日 → 1月第2月曜(以前は1月15日)
  • 敬老の日 → 9月第3月曜(以前は9月15日)
  • スポーツの日 → 10月第2月曜(以前は10月10日)

この仕組みによって 3連休が増え、旅行や家族の時間が作りやすくなった んですね。


🎌 子どもにわかりやすく説明すると?

「祝日はね、国が『今日はみんなでお祝いしたり、大切なことを考える日にしよう』って決めた日なんだよ。
七夕や節分は昔からある行事だけど、国が決めた祝日じゃないから学校は休みじゃないんだ」

と伝えると、子どもにもわかりやすいです。


参考リンク集

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